2011年01月29日

エジプトでムバラク政権が危機に直面 1


人口8.000万人のエジプトは中東で重要な国

 エジプトは人口が8.000万人もいる大国である。中東でこの国は重要な役割を果たしている。それだけにアメリカはこの国を重要視し、経済支援を毎年1.400億円もつぎ込んで自陣営にとどまるよう手を打ってきていた。その効果が出ていたのか、もう30年もムバラク大統領が政権を持ち続けている。

  強権を持ってこの政権を継続してきたため、この国で暮らす人は独裁政権であると認識している。この政権に不満を持つ人たちが、チュニジアに続けとばかり、デモを行ってムバラク大統領の退陣を迫っている。政権のうまみを知っているムバラク政権関係者は、容易に政権を手放すことをしない。

  今までエジプトが果たしてきた役割は、中東地区で唯一イスラエルを承認してきた国である。その面でアメリカはこのエジプトが果たす役割を高く評価してきた。ハマスが支配するガザをイスラエルが経済封鎖しているが、エジプトもイスラエル同様、同じイスラム国でありながら国境を閉鎖したままである。

  私の目から見れば同じイスラム圏の国同士だから、なぜあんな非人道的な付き合い方をするのか理解に苦しむ。中東のイスラム国に見られる一般的な傾向は、政権を握っているのがイスラム世俗派で、こんな政権はみんな親米派である。これに反対するのがイスラム原理主義勢力である。

  政権側はイスラム原理主義勢力を、イスラム教を国是とするよう国づくりを要求するので、徹底的に弾圧して押さえ込んできた。この過程で自分たちが権力を独占、多くの人を政権から締め出した。独裁化しこの政権がこの国の人たちから遊離したところに問題の根深さがある。






posted by 想念の人 at 14:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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