2011年01月30日

エジプトでムバラク政権が危機に直面 2


欧米はこんな独裁腐敗政権と縁を切ることだ

 欧米はムバラク政権が独裁化し腐敗していることは先刻承知しながらでも、イスラム原理主義勢力と対峙してくれることを頼りに、この独裁ムバラク政権といい関係を保ってきている。建前はミャンマーの軍事政権に経済制裁を課しているごとく、独裁はいけないという立場です。こんな流れからいけば当然エジプトのムバラク政権は崩壊させたい政権になるはずです。

  ところがイスラム原理主義勢力と戦うという意味では仲間ということになる。ここで独裁化し、民主的でない国家であるという点を不問にすることになる。それだからこそ、欧米は今後の展開が大変気になると思う。願わくばこのムバラク政権がどうにか生き残ってほしいと願う立場だと思う。

  民主化の味を知った国民は、容易にアメリカのこんな願いを聞く国民ではなくなると思う。今後エジプトが落ち着くとしたら、ムバラク政権が国民の声を押さえ込んだ政策が功を奏することだと思う。果たしてこんな強引な世論圧迫政策が今後長く続くだろうか、決してそういうことにはならないと思われる。

  欧米にとり今回のエジプトなどの動きは、歴史上大きな意味を持つことになる事件となる気がする。それは中東の情勢がかなり変わると思うからである。グルジアでロシアと欧米が対峙したとき、ロシアの武力行使に欧米が何もしなかったことも、私は歴史の転換点と受け止めた。今回も中東の置ける欧米の退潮に繋がる気がする。

  この欧米の退潮は世俗派イスラム長期独裁政権の退潮でもある。早晩こんな独裁政権ではしょうがない。それのだから自分たちの好都合な政権でなくとも、それはそれぞれの国民を尊重して付き合っていくしかない。テロ勢力を追放するために安易な方法をとることは、こんなことで躓くようなことが起きると思う。






posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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