2011年03月31日

リビアをめぐるロンドン外相会議


アラブ連盟の事務局長、アフリカ連合も欠席

 軍事攻撃のイメージを薄めるためアラブ連盟を巻き込んで、安保理リビア制裁決議の可決にこぎつけた。反体制派を一刻も早く軍事支援しないとが消滅しそうだった。この軍事侵攻にアラブ連盟加盟のカタールだけが参加した。このカタール関係者が反体制派と石油利権でビジネスをやる話が伝わる。(31日朝日新聞)

  「反体制側にアルカイダが混じっている」と言う証言を、NATO司令官を務めるスタブリディス米海軍大将が米上院軍事委員会で証言したと言うことだ(31日読売新聞)。カダフィがよくないとして集まる反政府派に、こんなグループがいてもおかしくはない。イスラム原理主義勢力が早晩この反政府派の実験を握るかも知れない。

  そんな事情を抱えながらカダフィと戦うのだから面倒な話だ。むしろ私欲に走るカダフィのような独裁政治をやる人のほうが取引しやすいかもしれない。それだから以前カダフィといい関係を保ち、石油利権を手に入れていたのだと思う。この際カダフィを追放すればもっと利益が得られると見たのか、反政府派に軸足を移したと言う構図が見えてくる。

  国連安保理決議はカダフィの自国民に対する空爆を阻止しようとした決議だった。この決議には武力行使も含まれるとして、反体制派の支援の軍事攻撃になっている。これは内戦の一方に加担する行為だとして、国連決議に違反する行為として世界の多くの国から批判が集まっている。

  それだけにリビアの非人道的な行為を止めさせたいと、アラブ連盟は今回の安保理制裁決議を提案した。ところがこの決議の結果内戦に介入するような空爆が行われたことに、アラブ連盟のムーサ事務局長は異議を唱え今回の会合は欠席した。

 又リビアは北アフリカの国だけにアフリカ連合にこの外相会議への参加を呼びかけていたが、アフリカ連合は会合に出席しなかったと言う。中国、ロシア、インド、中国のブリックス諸国、ドイツが棄権した中この安保理の決議は成立、軍事攻撃となった。こんな経過を見ていると到底国際的な同意を得られているとはいえないロンドン会議だったようだ。






posted by 想念の人 at 16:40| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月30日

3月28日カーター元大統領キューバ訪問


訪問目的は懲役15年のアメリカ人の救済か

カーター元大統領がキューバ政府の招待でキューバ訪問を訪問していると言うことだ。2002年にもキューバを訪問していると言うし、またこの人は米国人の引取りのため北朝鮮にも行ったこともある。ブッシュ政権がテロ支援国として制裁中の国と縁が深い人である。他にこんな役割の人にニューメキシコ知事も北朝鮮から招待を受け、北朝鮮に行っている。

  アメリカはこんな多様な価値観がある人が存在する。全ての価値を一つの物差しで見ないと言う、多様性が存在する国でもある。こんな点はアメリカのいいところだと思うが、しかし冷戦時代はマッカーシー旋風が吹き荒れ、自分達の価値観に従わない人々を利敵行為として追い詰めた時代もあった。

  別の価値観を抱く人にもっと違和感を抱くのはアメリカ人より日本人のほうかもしれない。膠着状態の北朝鮮との関係を取り持とうと言う人がいない。もしこんな人が存在したら日本人の多くはこれを到底許さないとして、攻撃非難することだろう。こんな気質が特攻攻撃、玉砕などの行為に走った気がする。

  ここはそんな日本人気質を問題にするつもりはない。アメリカの価値の多様性を認める文化を評価するものである。そんなカーター元大統領がこの時期キューバを訪問したかと言うことである。大きな面ではアメリカとキューバの両国間の関係改善が進む雰囲気があるということである。

  マスコミ報道によると「キューバではカストロ議長が経済改革を進め、前議長時代の2003年に収監された政治犯75人の釈放を先週完了するなど、米国との関係改善へ向けた環境が整いつつある。」と言うことです。大きな流れとしてはオバマ大統領の登場もかなりのインパクトがあるものと思う。

  直近の問題としてこのマスコミ報道は「ただ最近、同国在住のユダヤ人らへのインターネット普及活動を米国際開発局(USAID)から請け負っていた米国人男性が、政権転覆を図った罪で禁固15年の判決を受けたことにより緊張が高まった。」と言うことで、カーター氏はこのユダヤ人アラン・グロス被告の引き取りに向かったのではないかと私は推測する。




posted by 想念の人 at 08:44| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月29日

リビア問題に対するアメリカの姿勢


アメリカ国内に厭戦気分がある中オバマの選択は

 ブッシュ政権が始めたアフガンイラク戦争が、先が見えず終わりがないことでアメリカ国民が疲れきっている。戦費は拡大しそれによりアメリカ経済がなかなか浮揚しない状態が続いている。新たな戦争などどんな理由があろうとも拒否したい雰囲気が漂うアメリカ国内である。

  今回のリビア攻撃も正義の戦争だと、オバマ大統領がこの軍事介入を正当化している。その正当な戦争だとする反面、3月30日にNATOにその戦争を引き継いでもらうようにとした演説をした。つまり正義の戦争とはいえあまり深入りしたくないと言うことだ。正義を強調しても正義の戦争などこの世にはないと思う。

  利害が絡みこれを前面出だすことをぜずに臆面もなく正義を強調する。カダフィ政権といい関係でいたから石油利権にありついた英仏だが、風向きが変わったら今度は爆撃や非難をする。こんな英仏に付き合うアメリカが浮きぼりになる。それだけに深入りは避けたいと思う。それが今回リビア問題に関する演説となった。

  こんなアメリカの腰が引けた姿勢でも、あのブッシュ大統領の姿勢とは随分違う。深入りはしたくないと言う姿勢が、正義を建前としながらもリビア問題で英仏と少し違うアメリカの姿を見て安心した。もうアメリカには更なる世界制覇への力がなくなっていると見た。これが世界の平和、いわれなき戦争が少なくなることでいいことだと評価しております。

  カダフィ政権がいい政権だと言うわけではない。外国勢力が介在し、悪い政権を倒していいことだとは思わない。こんなことをするから革命が輸出されたり、他国からの干渉戦争が起きる。良民が殺されているからとして、他国がこれを理由にこの国に手伝いに入っていけば自分達の好む政権を作ることになる。

 こんなことは一見人道的のように見えるがそう単純ではない。こんな問題の解決は自国民がすることだと思う。中国もこのリビアに3万人余りの人を送って開発工事に関わっていたようだ。(このことは河野洋平元衆議院議長も知っていた)。中国も控えているし、アメリカも少し控えているのが今後のリビア問題を複雑で長期戦にしないと考えると救われる。




posted by 想念の人 at 14:24| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月28日

リビア軍事攻撃の舞台裏

リビアに関する新聞を丹念に読んで

 今日本では東北関東大震災が大きくのしかかっている。リビア問題は遠い外国の話のようだが、私はこれを見逃すような気になれず、図書館でいろいろな新聞の記事を拾い読みしている。3月5日、このブログでも取り上げたがオランダ水兵がカダフィ派に捕らえられている。この問題と今回読んだ新聞記事とが裏で結びついていることに気がついた。

 問題国家、独裁国家といえども勝手に他国に入ることは認められないはずだ。ところがオランダ兵がリビアで活動していたところを捕らえられたと言う話であった。オランダは自国民の救援ということを口実にしていたが、どうもこれは建前ではないかという気がしていた。裏活動をしていたのではないかという疑念を持っていた。 

 そんな折、こんな裏活動が起きてもおかしくない記事が読売新聞に出ていた。それは仏リベラシオンという新聞が、専門家の話として「欧米の特殊部隊が活動中なのは確実」という記事、もう一つはリビアに軍事介入前の17日付き米ウォールストリートジャーナルが「米国の軍事支援を受けたエジプト軍が、反体制派に武器供給を始めた」と報じた。 

 こんなことが起きる理由は、今回の空爆と言う程度の軍事介入ではリビアのカダフィ政権を打倒することが出来ないから、非合法な裏活動が行われているということだろう。今イエメンでも独裁政権に反対する勢力が強くなり、リビアよりもっと軍が離反して間もなく内戦が生じるのではないかという状況である。

 
 人殺しはよくないとしてイエメンへの軍事介入の動きはない。今の政権のサレハ大統領は独裁政権でテロ勢力を弾圧してきた。この政権は欧米にとり好都合な独裁政権であるが、この国は石油が出ない貧乏国で軍事介入するまでのメリットはないということだ。正義の戦争を唱え軍事介入する真の狙いは、経済権益を守るためと受け止めるほうが分かりやすい。


2011年03月05日

posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月27日

ポルトガルのソクラテス首相辞任


議会が緊縮財政方針案を否決

 EUでアイルランド、ギリシャに続き今度はポルトガルが財政危機を迎えているということである。このほど首相が議会に緊縮財政案を提案したところ、全野党が反対し政権運営を投げ出し辞任したということである。差し迫った問題として4〜6月にかけ償還期限が来る90億ユーロ(1兆300億円)を抱えている。

  その支払いの手当てのめどが付いていないから、この国の財政危機が叫ばれているのである。いずれ欧州連合(EU)、国際通貨基金(IMF)に支援要請がなされる前提として、国内に緊縮を求めたがこれが否決されたわけである。この緊縮案の主なものは福祉の切り下げで、野党はこれに反対したものである。

  ギリシャのときもEUが応援し、財政緊縮案が実行されて一応落ち着いた。このときに条件切り下げに反対するデモやストライキが続発した。今は落ち着いているのか新聞種にはならない。それでも財政緊縮化を実行しているからEUやIMFから資金が借りられて、財政破綻国にならずに済んと思う。

  EUの主要国ドイツなどでは、自分達の国が応援しているのに、相手の国は自分たちよりずっといい条件で暮らしている。我々はもっと過酷な条件で暮らしているのに、その我々がなぜ支援しなくてはならないかと不満を訴える場面が見られた。これからもEU域内でこんな財政不安国家が続出する現状を、今後どう乗り切るのかその行方に関心が移る。

  こんな財政不安国家が出るごとにユーロの値段が下がる。アメリカはアフガンやイラクの戦争をしているのでドルの価値が下がる。そんな中でも日本の円は上がるばかりだ。お金の価値が出たからといって喜べない不思議な現象が起きている。輸出業者にとってはよくないが一般国民にとり輸入品が安く買えるからいいことだと思っているが……………。




posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月26日

リビア攻撃の大義名分はリビア国民を守ることだが 2


リビア攻撃にはあまりの乗り気でないアメリカ

 リビアに石油利権がないだけに、アメリカはこのリビア攻撃に乗り気になれないのはよく分かる。オバマ大統領は英仏との付き合いのつもりで戦争に突入した。アメリカが軍隊を出す場合、今までの例では議会の承認をとり、大統領が大統領の執務室から軍隊に出撃命令を出すのが慣例であった。

  ところが今回はチリ、ブラジル、サンサルバドルなど中南米3カ国訪問中外国でこの出撃命令を出している。このことが共和党や民主党の一部から問題だとの声が上がっている。それはカダフィ政権軍がベンガジを間もなく攻略する危険が迫り、こんな参戦でもしないと反政府軍が壊滅するのが時間の問題であった。

  リビア政府軍が反政府派を押さえ込んでしまえば、石油利権を持つ英仏が困る。これにアメリカが付き合ったというのが今回の構図だ。アメリカは支援国としての地位を引き受けるから、軍の指揮系統は放棄したいというのが本音である。その役割を担うのはNATOがいいというのが米英で、仏はこれに反対しなかなか決まらない。

  NATOの28か国中では、ドイツがこのリビア制裁決議に棄権し軍事行動に反対。イスラム国のトルコはイスラム国の攻撃内には反対し、ブルガリアは空爆に反対しているという。アフガンやイラク戦争で軍隊にも戦費でも過大な負担を強いられているアメリカ、ゲーツ国防長官が戦争をやる余裕はないと意思を表明した中での参戦だ。

  F15戦闘機1時間当たり81万円の燃料費が要る。それで飛行禁止区域の守りに週8億ドルの費用がいるという。地中海沿いの北緯39度の飛行禁止区域だけが設定されただけだ。内陸部の砂漠は手付かずではリビア政権はここに兵力を温存するだろう。英仏のお付き合いをしたアメリカは今後主役の座をすんなりどこかに渡せるのだろうか。




posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月25日

リビア攻撃の大義名分はリビア国民を守ることだが 1


本音はカダフィの抹殺や政権の崩壊が狙い

 今回のリビアに対する軍事侵攻はかなり中途半端である。カダフィ政権の独裁化に反対するデモが発端であるが、リビアの石油利権が絡む問題だけに問題が単純ではない。リビアに石油利権が有るフランスとイギリスがとりわけ軍事攻撃に熱心である。

  独裁に反対してデモを起こしていた人たちもカダフィの打倒は願うもののフランスやイギリスなど石油利権に根ざす応援には複雑な思いで関わっていると思う。反政府派の人の中には石油利権をカダフィから自分たちが奪い、新しい石油利権者が出てくる可能性が高い。

  そんな人たちはフランスやイギリスの応援が、空爆という限定的なことにむなしさを覚え、欧米の軍事侵攻はカダフィ政権の打倒でないことに不安を抱くことだろう。今回の国連決議がアラブ連盟の提案によりなされただけに、リビア人をカダフィ政権の攻撃から守ることに重点が置かれているからである。

  カダフィ政権は早速自分達の軍隊を守るために、民衆を軍隊の周りに配置させ、民衆を守るためと称する軍事攻撃を困難にさせている。この場合リビア軍を攻撃することが狙いで、傍にいる民衆を巻き添えしても攻撃するのかという問題を克服しなければならない。それだけにカダフィ政権にこんな戦術を取られたのでは軍事攻撃は困難である。

  リビア政府軍と反政府軍の力関係は歴然としているようだ。読売新聞記者長谷川由紀氏のレポートに「反政府派の装備は貧弱でその優劣は歴然。にわか志願兵が主力で、離反した軍人は極く僅か」というレポートだった。人質作戦をとり欧米の空爆の効果を薄めながら、市街戦などされたら長期戦が想定される。




posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月24日

アラブ連盟「リビア空爆」を非難 2


反政府派の人々の中には首をかしげる人たちが

 今の米英仏の軍事行動は内戦に介入し、一方を支援する動きである。リビアでカダフィの圧制に立ちあがった人たちも、いろいろな人たちがいるはずである。過去植民政策をやってきた国に助けをしてもらうことを嫌う人たちもいる。又カダフィから石油利権を奪いたいと願う人たちもいる。こんな雑多な人たちの集まりが反政府派だと思う。

  今回のカダフィ政権軍に対する空爆は、どこかでリビア国民に対する空爆という側面を持つ。内戦の片方を助け、関係ないリビア国民が空爆に巻き込まれる事態がおきた。こんなことを想定していなかったアラブ連盟ムーサ事務局長は、20日この空爆を次のように非難している。

  「飛行禁止空域設定という目的と異なる。我々が望むのはリビア国民の保護であり、リビア国民への空爆ではない」と述べ軍事介入を非難した。今回この攻撃の加わったのは米英仏が主導的な役割を果たした。特に英仏が熱心であったのが印象的である。アラブ連盟だけでなく中ロもこの空爆は決議の範囲を超えると声を上げている。

  石油とか天然ガスがあるからこんな不明朗な攻撃が起きる。何にもないところでは虐殺や非道な人殺しが起きても黙って見過ごしてきている。それはソマリアでも明らかだが、スリランカでは昨年だったと思うが多数派のシンハリ人と少数派のタミル人が凄惨な内戦を行った。政府系のシンハリ人がインド系のタミル人を相当追い詰め、かなりのことがあったと聞いている。

  こんなときには今回人道問題だと口にする人たちは、何もないところでは何もしない。石油があだになりこんなところで住む人は攻撃にさらされる。人道も本当の人道もあるかもしれないが、今回の問題はリビアの石油利権が大いに関わっていると見るべきである。さて今後世界の流れはどんな展開をしてゆくのか、関心を持て見てゆきたい。 




posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月23日

アラブ連盟「リビア空爆」を非難 1


飛行禁止から逸脱しリビア国民への攻撃と非難

 英仏は国連決議がない場合でもリビアのカダフィ政権を攻撃したかった。それも一刻も早くリビアを攻撃したかったのだ。丁度それはリビア政府軍が東部のベンガジを陥落させようとしていた瞬間だった。少し遅れるともう反政府派といわれる勢力が消えてしまう時期だった。

  うまいことにアラブ連盟から、リビアのカダフィ政権が航空機を使って反政府側を攻撃する状況を停止させたいという決議案がだされた。それがリビアの飛行禁止区域設定提案だった。これはリビア機が反政府派の人々を攻撃するのを禁止するのに役立つと思って提案したものです。

  禁止に従わない飛行機はそれなりに撃墜などして止めてくれるものとして提案したものと思う。ところが米英仏軍は空爆を行った。一番英仏軍が攻撃したかったのは、今にもベンガジを占領しようというリビア軍だった。なんとしても反政府派が生き残って欲しいという一念だ。

 英仏はカダフィ政権から手に入れた石油利権を失いたくないのだ。カダフィに引導を渡したのに、このところリビア情勢はカダフィが息を吹き返しつつある。カダフィが元通り力を得れば当然石油利権は失うことになる。そのためには反政府派に生き残って欲しいという構図だった。

  アメリカはリビアにはあまり石油利権はないらしく、けれどリビアのカダフィ政権は好きではないということだ。それだから英仏の動きに同調はするもののアフガンやイラクの戦争で手が一杯、あまり戦費を使ったり軍隊の動員は手一杯として、リビア攻撃には消極的であった。それで後方支援という話が登場するわけである。




posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月22日

米英仏がリビアをミサイル・空爆など軍事攻撃 2


この戦争が長期化し、石油高騰と反欧米が

 日本政府も今回のリビアに対する欧米の軍事攻撃を支持することを表明した。こんな日本の現状を2011/03/21付けの読売新聞社説は、この辺の本音をよく物語っていると思う。その社説は「リビアの軍事介入」問題として「虐殺を防ぐために正当な行動だ」という見出しで書いている。

  その最後の結論部分に本音が出ている。この部分を抜粋してみると「日本政府が、政権側の即時暴力停止を求める立場から軍事行動に支持を表明したのは、当然だ。産油国リビアで混乱が長期化すれば、原油価格が高騰し、世界経済のみならず、大震災からの復興を目指す日本にも影響する。日本は、リビアの早期安定化にも協力を惜しむべきではない。」と書いている。

  建前は「リビア国民への攻撃、虐殺」を掲げてはいるが、本音は石油のことが問題だ。それだから軍事介入しても日本の経済のためにも世界の経済のためにもいいことであるという論理を展開している。かわいそうなのは石油があるのに石油利権に預かれないリビア国民だ。リビア以外の国にはこんな戦争に介入しても、自国の経済のためにはいいことだという人が沢山いるということだ。

  今回の軍事行動はリビアの飛行禁止空域を設定するために攻撃したということだ。素人考えでは反政府軍への攻撃はするなということに解釈する。反政府軍への攻撃をしたら、これを止めさせるためリビアの飛行機を攻撃すると思っていた。ところが近代兵器と空爆で軍事基地を破壊した。狙いは飛行禁止だけでなくリビア政権の弱体化の狙いか崩壊を望んでいることと思う。

  陸上兵力を投入するか、それとも反政府派が盛り返す以外カダフィ政権は倒せない。こんな欧米の軍事攻撃に対し中ロは「安保決議の逸脱で遺憾」という声明を発し、安保決議賛成を投じたアラブ連盟も、独裁で暴虐なカダフィ政権であるが、イスラム国としてこんな軍事攻撃には賛同できないという声も上がっている。この戦争が長期化すればもっと石油高騰、反欧米が進展しないか? 




posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月21日

米英仏がリビアをミサイル・空爆など軍事攻撃 1


カダフィ政権を倒すことが目的か、石油利権を守るためか

 国連安保理決議があったからといっても、その決議にはブリックスというブラジル、ロシア、インド、中国といった発展途上国、それにドイツが棄権している。あまり軍事面が突出した決議には、カダフィ政権に問題ありとしてもこの決議案には賛成はしないという態度表明であった。  

  そんな決議案だったのにトマホークとか言うミサイルが110発も打ち込まれ、リビアの軍事基地が空爆された。リビア空軍による攻撃から反政府軍を守るというより、リビア政権を崩壊させるという行動のような軍事行動だ。それにしてはミサイルとか軍事基地の空爆という中途半端なことをするものだ。

 
 悪いやつらは生かしておかないとするならば陸上部隊を送り、カダフィの息の根を止めることが必要ではないか、そう考える。カダフィがリビア国民に銃を向け、反政府派をカダフィが虐殺するのを防ぐためとして、今度は欧米がリビア国民にミサイルや空爆を行った。こんな大型の兵器がアフガンやイラクで使用され、多くの人を巻き込んだ被害を起こしている。 

 カダフィが殺し、欧米が襲い掛かるリビア国民は災難としか言いようがない。こんな近代兵器は能力が向上しているだけに破壊力が大きい。早速リビア政権は一般人が48人死亡、150人が負傷したと発表している。この国はイスラム国だ。アフガン・イラク戦争を仕掛けた欧米が、悪いカダフィでも又イスラム国を攻撃したと受け止めることだろう。 

 この国には石油。天然ガスが豊富だ。そんな国だから欧米の利害にとって都合の悪いこことはいろいろな理由をつける。イラクには大量破壊兵器があり、これがテロ勢力に渡ると困る。そこで軍事侵攻して探した。しかしそんなものは見つからなかった。そしたら独裁が倒され民主化したからいいという理由に変わっていった。欧米政権からイラクに侵攻して行った反省は一つもきいてない






 

posted by 想念の人 at 20:09| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月20日

国連安保理ではリビア空域禁止決議が採択


リビアは停戦を表明し、英仏は一刻も早い介入を

 もう少しで反政府派は追い詰められる。それだけにリビア政府側は国連安保理が決めた停戦決議を引き伸ばしたい。一方英仏はこのまま放置すると反政府派は敗走し応援しようにも形がなくなるという事態が来る。そんな両者の駆け引きがリビアで起きている。

  実質現状で固定するとなれば石油利権がどんな形で落ち着くのか、生臭い争いが続くことになる。とりわけイギリスとフランスが介入に熱心ということは、この地に利権が多いということだろう。それだけに反政府派が消えないうちに何とか武力介入をしたいというところだろう。それにしてもうまく国連安保理決議が成立したものだと思う。

 48時間もすれば決着が付くといっていたリビア政府側も、もう少しで問題が片付くと思っていただけに建前と本音の使い分けがあることだろう。そのグズグズの対応の場面を口実にリビアの空爆を英仏はやるのだろうか? リビア軍がリビア国民を殺しているとして、これを止めさせると言う名目で英仏軍がリビア国民を巻き添えにしていいことはないはす。

  石油利権が裏から絡むだけに、そう建前の話だけではよく分からない。今回はアメリカが攻撃に消極的だった。それはリビアには石油利権が少ないということだろう。又トルコがイスラム国としてNATOの国では反対の立場を貫いている。さて刻々変わるリビア情勢だが今後どんな展開があるのか関心を持って眺めて行きたい。




posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月19日

リビアの情勢は政権側にかなり有利に展開 2


もしカダフィ政権が踏みとどまったときは

 朝日新聞は反政府派が押さえていた石油関連の貯蔵施設、積み出し港がカダフィ陣営の手に殆んど落ちたという解説と共に逃げ惑う義勇兵の写真が載っていた。その余力を駆って反政府派の根拠地であるベンガジに迫ろうとしていることだ。そこを根拠にカダフィ大佐の次男が48時間中に決着が付くと言っているのだと思う。

  独裁に苦しんできたリビアの民衆の気持ちはよく分かる。だが応援に加勢する連中のよこしまな気持ちにも違和感を覚える。アフガンにはテロとの戦いをするといって侵入していった。イラクには大量破壊兵器があるのでこんなものは持たせないとして攻撃した。

  こんなことは建前であって本音は別のところにあったといわざるを得ない。狙いは石油だと思う。石油資源のないソマリアはテロ勢力が跋扈しているにもかかわらず、また海賊が沸いているがここには無関心だ。あそここそアルカイダの天国ではないかと思っているのだが、ここには資源は殆んどないから一向にそんな対応はしていない。

  リビアは資源が多い。人口は650万人で広い面積がある。人口の割には資源が多いので外国人が250万人もの人が出稼ぎに来ているということを聞いていた。貧しい国からの出稼ぎ者が多く、ここではいい賃金がもらえていたので沢山の人が残留していたのではないかと思う。

 働きに来た人にとり、どんな政権が出来ても働くことができればいいと思っている人たちであると思う。今の力関係に決着がつきつつある。もしカダフィ政権が生き残った場合、この国とどんな付き合いをすればいいのか、この国で働く人にとっては無関係だろうが、冷たくした国々はこれまで獲得した石油利権が今後どうなっていくのだろうか。




posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月18日

リビアの情勢は政権側にかなり有利に展開 1


政権側はあと48時間で戦闘が決着すると

 東北東日本巨大地震の被害報道のかげに隠れてリビア情勢が見えなかった。今後のアラブ世界と世界情勢を見る上で重要なことと関心を持っていたが、この情報を17日の朝日新聞で見た。しばらくこの情報から外れているうちにどうやらカダフィ政権が勢力を盛り返し、近く決着が付く感じであった。

  民主化がいいとする立場からすると、カダフィ独裁政権が踏みとどまるということは複雑な感じがする。それは他国のことであるからそれはこれ以上踏み込むことはよくないと思う。それは独裁政権であるとか民衆が作る民主政権であるに限らないと思う。外国の力で出来る政権は純粋な政権でないといえる。基本的な考えは自分が住む国は自分達の手で作ることが原則である。

  今回のリビアの政権を倒すことに熱心に関与していたのはイギリスとフランスだった。リビア政権が民衆に攻撃を加えているということで国際的な包囲網、武力まで行使を考えていた。一見これは民主的な政権作りを手助けする動きのように見えるが、裏事情はそう簡単ではない。

  あのリビア政権が強固のとき石油や天然ガスの鉱区の利権を手に入れうまみをもらっていた。独裁政権ということが世界に知れ渡ると今度は自分が救世主のごとく振舞っているのだ。イギリスは独裁を知りつついい関係を結び、多額の武器売却をしている。この武器を使ってカダフィ政権は反政府派の人々を殺す武器として使っている。(資料:NHKクローズアップ現代)

  世界の国の内情はそう簡単ではない。それだけにこんな裏事情が存在するのだと思う。17日付けの朝日新聞ではカダフィ大佐の次男セイフルイスラム氏が、フランスのTVのインタビューに答え「我々の部隊はベンガジに迫っている。48時間以内にすべて終わる。どんな決定が出されようが手遅れだ」と語ったという。




posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月17日

イスラエルが地中海でエジプトに向かう船を停船


ガザ武装化の疑いでこの船を

 親米アラブの独裁国家が崩壊する中、イスラエルはじっと耐えていたのであろう。2月末イラン軍艦2隻が地中海の公海を経由してシリア北部のタラキア港に立ち寄リ帰港した。このイラン軍艦のスエズ運河経由地中海航海はイラン建国以来始めての出来事であった。これはエジプトの独裁政権崩壊がもたらしたことである。

  このときイスラエルはイラン軍艦に対しなんらのアクションもなかったようだ。しかし今回どこの国の船だか分からない船に対し、ガザの武装化を狙った行動をする疑いで停船を命じたようだ。イスラエルは自国の武装化はいいが、ガザが武装化することは許さないということであろう。

  しかしこの船はシリア北部のタラキア港から出港し、トルコを経由しエジプトに向かっていたという。それでもってこの船がガザの武装化の役割を果たすとして臨検しようとした。エジプトに向かう船がガザの武装化をするということも解せない。無理に解釈すればエジプトに通じる秘密トンネルからか。

  自国の安全のためにこんな無法といえることをしていいのか、いいとか悪いという問題をはずれ力が通用する世界といえる。この記事は16日の読売新聞が報じているが、「ガザへの密輸船をイスラエルが停船」という小さな見出し記事だった。日本の大地震津波に隠れてこんな問題が報じられていた。

  直接ガザの港に立ち寄るわけでもないのに、イスラエルがガザの武装化について断定して停船をさせたということである。ここまでイスラエルがやるということは無法をやっているということだろう。そのイスラエルの後ろ盾のアメリカがこんなことを黙認しているから出来ることだ。ここまでやるから紛争がひどくなる気がするが…………。




posted by 想念の人 at 15:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月16日

各国政府「滞在自国民に退避勧告」


福島原発の深刻化をうけて

 日本人はこの国を去るわけにはいけない。しかし外国人は簡単に危ないとあれば退去することが出来る。それだけに福島原発の深刻化だけは防いで欲しいものだ。そんな外国人の日本脱出情報が15日ころからボツボツと出てきていた。16日は新聞の取材記事が纏まって出ていた。そこでかいつまんで書いてみる。

  各国政府とはどんな国があるのかということだ。フランス、ドイツ、オーストリア、アメリカ、イギリス、中国、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、タイ、ブラジルなどの国の名が上がっている。福島原発から出てくる放射能を気にして、出来るだけ早く日本から急いで立ち去るよう呼びかけている。 

 こんな現象が起きているのは、今後どんな展開が待っているのか不安だからやっているので、差し迫った危険があるのではないということだ。原爆の洗礼を受けている日本国民だから、どんなことが危険であるか判断が出来る。こんな外国人の撤退はこれからも続くものと思う。日本人は冷静になり、ここに住み続けなければならない。




posted by 想念の人 at 17:47| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月15日

このときだからこそしっかりと国内世論が纏まるべき


今回の巨大地震は日本国民にとり未曾有の国難

 最後の政治家の声が聞こえたのが、大災害ゆえ政治家がこの問題にどう関わるべきかということが論議されていた瞬間であった。政治休戦して菅内閣にお任せというもの、又国会では活発な論議をすべきという話しまで聞いた。それ以後の突っ込んだ話は聞こえてこない。

  菅内閣に任せ不手際が出たらそれを攻め立て、それを政権交代への材料とされては、これは国民にとり大きなマイナスとなる。今はどんな意見の違いが大きくても日本国民なら同じ船に乗った同じ運命を持つ民族だ。みんなで知恵を出し合ってこの難局を乗り切るしかない。

  昨日の読売の社説が少し物足りないと書いたのは、今の現状認識に差があるからだろう。巨大地震よりも巨大津波の被害が深刻、その上原発の被害が見通せない。私のような高齢者はもう先がないが、これから日本で永く暮らしていかなければならない若い世代にこんな不安な国を作ってしまった。

  それは当面の経済の成長が減速するという程度の話ではない。この国で安心して暮らしていけるのかという問題をはらんでいるからだ。福島原発で起きている事態は最悪のシナリオをもたらす可能性を秘めている。それだけに同じ運命にある国民として思想・信条などあらゆる違いを乗り越えられるはずだ。

  そのためにも民放などは国民のために団結のために力を貸して欲しい。相手の立場を尊重しながらどうすればこの国難が乗り越えられるのか、その討論の場を提供して欲しい。その場合特定の考えに考えを纏めるのではなく、あくまでも国民が胸襟を開いて団結の方向に向かわせることだと思う。

  そんな方向に国民の考えが纏まっていけば、自ずとその道は開けると思う。ぜひ国民がこんな方向に纏まっていく方向に進んで欲しい。今までの論議は相手の非を責めるだけの論議だった。相手の主張を真摯に聞き合意を得る努力が大切と思う。今大事なことはこんな方向で国民が纏まることではないかと思う。




posted by 想念の人 at 17:24| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月14日

日本国内が全く巨大地震報道だけで情報過疎が


数あるTV放送局が全く同じ放送を流す

 東北東日本巨大地震の報道が長時間にわたり、どの局も同じような放送を流している。政府からの情報が流れてきたり、専門家という人たちが登場してこの地震や原発の問題点を説明してくれている。これだけでは国民は不安になるだけである。この国を担って立つ政治家たちはこの難局にどう立ち向かおうとしているのか皆目その姿が見えない。

  この難局を国民の支持率がもう退陣寸前の内閣にゆだね、あれほどこの内閣を責め続けていた政治家たちの顔や主張が全然国民の前には登場していない。放送を国営化し国論をコントロールすることはよくない。しかしこんなときに民間企業ということで何となく自然的な、自発的な放送だけでいいのかという欠点をさらけ出す。

  政権奪還を掲げるほど充実感のある立場から、現在日本が置かれている状況について強力なメッセージを発して欲しい。一部の人たちの間には政府の発している原発の現在の状況に疑いを持っている人たちも出ている。その一つに「アメリカとフランスの大使館が東京からの撤退」情報が流れている。

  この両大使館は巨大地震ゆえ余震被害を想定したのか、その他の理由に福島原発の被害が深刻だから撤退するのか、日本国民にはこんな動きを疑心暗鬼で眺める人たちがいる。私にもこんな疑いを持つ人からそんな情報が届いた。そこでネットでアメリカ・フランス大使館の撤退の話が出ていることを知った。

  外国人だからこんな対応でいいのだと思うが、日本を背負う人たち・政治たちは今どんな活動が大事と思うのか、それにどう対応しているのか知りたい。こんな国の難局だからこそ大きな違いを乗り越え、大同団結して日本国民が生き延びるために頑張ってほしい。

  昨14日の読売新聞の社説は「被災者への十分な生活物資を」と「復興を急ぎ景気の後退を防げ」などという論陣を張っている。こんな考えは今までの災害と同じ視点に過ぎない。未曾有の国難とも言うべき今回の事態に対し、こんな論陣を張るのにはあまりにもスケールが小さきに過ぎはしないだろうか?




posted by 想念の人 at 16:35| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月13日

巨大地震の影に隠れたリビア情勢は


アメリカはリビア介入に及び腰だが

 正義とか筋論ではなく力の論理がどう展開していくのか、リビア情勢の行く末を自分なりに推測してみたい。リビアにはイギリスやフランスなどEUの国が石油や天然ガスの利権をリビアのカダフィ政権から得て開発を進めていた。この利権の場所をNHKのクローズアップ現代の放送で見た。

  今になってこれらの国が独裁であることを知りつつ利権を獲得し、今になって独裁は倒されるべきと掌を返す行動に疑念を持つ。ここまで利権を獲得したからこの利権を守りたいという行動をこれらの国がおこしてもおかしくはない。あのNHKの石油・天然ガス利権のマップにはアメリカの利権は少なかった。 

 それだけにアメリカはアフガン・イラクの兵力が手一杯で余力がないということをはっきり言っている。その裏にはここにはあまり利権が少ないということだろう。それだけにイギリスやフランスは介入をちらつかせるが、アメリカのこの態度を見る限りそう簡単に介入は出来ないというジレンマを持つ。

  そうすれば独裁政権のカダフィ政権側の武力の優位性が物を言うことになる。既にAP通信は石油積出港であるラスラヌフを政権側が奪還したと報じている。それに氾濫に備えリビア軍を強くしなかったことだ。その反面親衛隊や外国傭兵を強力にしてきたことなどかなり知能犯的である。

  その上皮肉なことにイギリスから購入した武器が、反政府鎮圧に使われているということをクローズアップ現代は報じていた。こんな非常事態に備え現金は沢山持っていると思う。それを目指し外国傭兵が集まってきているという。氾濫兵士には月給が支払われていないのではないかと思う。

  反政府側に加担をしたい国には、利権といううまみが裏に隠れている。そんな構図が見え隠れしながらこの争いは続く。あくどい専制独裁と騒いでみても利権などうまみがなければ動けないのが通例だ。英仏などの国ではカダフィ政権が倒れなかったらこの利権は失われるだろう。今後この騒動はどう展開するのだろうか。




posted by 想念の人 at 00:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月12日

アメリカ国務省メア日本部長を更迭


この人は「沖縄人はゆすりの名人」という発言

 沖縄の人は日本国民が嫌う基地を受け入れる代わりに、自分たち沖縄の振興策を考えてくれと日本政府に交渉してきた。又今までの自民党政権は,基地受け入れの条件を利益誘導の手法でやり遂げようとしてきた。そんな姿をみたアメリカ人としては自分たちが守ってやっているのに、良く分かっていないと感じたのだろう。

  そもそも戦後のアメリカの姿勢は日本の非武装化が大きな目標であった。ところが米ソの対立が激しくなると、アメリカは日本を非武装化しておいて置くより、日本の再軍備を進め米ソ冷戦をアメリカ側に有利にもっていくために日本を取り込む作業、つまり日本の再軍備化であった。

  この当時日本の世論は再軍備反対が圧倒的で、自衛隊や軍隊へいきなり進むことは出来なかった。こんな事情がありながらアメリカは粘り強く日本の再軍備化をすすめた。あくまで日本の領土を守らせるために再軍備化をしたのではなく、ソ連に対抗勢力として活用したかっただけだ。今更日本が相互防衛に軸足を踏み入れないという話ではないはずだ。

 
その証拠に日本が核武装をすればアメリカが許さないはずだ。アメリカまで届く大陸弾道兵器を持ち、名実共に核軍事大国となれは相互防衛に役立つはずだが、こんな一人前の振る舞いをアメリカは許さないはずです。それは韓国軍に対するアメリカのスタンスをみても分かる。射程の長いミザイルは必要ないとしてその保持が制限されている。

  私は非武装の平和国家が願いだから、こんな核武装など考えてはいない。願わくばもっと一人前の国として世界で生きていく必要があると思う。このメイ元国務省日本本部長の発言を考えたとき、日本は日本人がその道を選ぶといいたい。沖縄の人はぎりぎりの立場に追い込まれ、経済的な条件を有利にするしか生きる道しかなかったこととして同情に値する。




posted by 想念の人 at 20:07| 東京 ☁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。