2011年03月02日

コロンビアの北部で中国の援助で建設鉄道


大西洋から太平洋に抜けるパナマ運河の代替性も

 南米コロンビアは中南米で数少ない親米国である。そのコロンビアがパナマ運河の代替的な要素を持つ鉄道建設を中国からのODA的な資金と中国の鉄道建設の実働部隊が参加して作る計画が進んでいる。そういう話を読売新聞が報道していた。これはとても珍しい話なので関心がわいたので記事を書くことにする。

  このコロンビアという国はアメリカと親しくしている。そのため反米国の隣国ベネズエラ、エクアドルといつも紛争をしている。アメリカと軍事同盟を結んでいる。アメリカが利権を握るパナマ運河の代替鉄道建設となればアメリカとの関係が悪くなる恐れがあるが、中国はともかくとしてコロンビアではアメリカの利害に抵触することで苦しい選択ではないかという気がする。

  この鉄道建設は総延長220キロで、とりあえず大西洋側で生産された石炭を、太平洋側の港まで運び、中国に運びやすくしようというものです。こんな場合中国の姿勢は内政不干渉が原則らしく、国際的な左翼国家ベネセエラ・エクアドの両国と争っていても、又国内的に左翼の革命勢力と抗争していても、これら勢力とは中国は無関係、中立の立場をとっているということです。

  原則はその国がいいということは共同してやろうという姿勢です。考え方や体制の違いにとらわれずお付き合いをする姿勢がいいと思う。私などから見るとコロンビアは親米国で問題がある国のような気がする。しかし中国はこんな国ともそつなく事業をこなしていく姿勢である。こんなことが出来ればかなりな国と仲良く生きていける気がする。

  中国のODAの資金で、中国の国営鉄道企業がこの事業をやり遂げ、コロンビアの石炭を太平洋側まで運び、お互いの国が利益を得る話を纏めている。こんな場合直接的なイデオロギーなどの影はない。その国が喜んでくれればそれがその国に寄与した評価として返って来るのである。本来の援助とはこんなものではないかという気がした。

  それだけにアメリカともコロンビアは相談したものと思う。世界の関係が利害だけで縁が結ばれたほうがいいかもしれない。あまり自分たちの勢力にとりいいとか悪いという評価が先行すると、どうしても自分たちの体制と違う選択をした国とは仲良く出来ないものだ。このコロンビア、中国の関係は大人の関係を感じた。






posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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