2011年03月06日

イランの軍艦2隻がスエズ運河を通り帰国


シリア訪問を終え再びスエズ運河を通る

 イラン建国以来一度も地中海に出たことがなかったイラン海軍だが、今回エジプトの政権崩壊があったため、地中海に面するシリアまで行くことができた。おそらくスエズ運河は建前としては公共的な側面あるにもかかわらず、イランが通過したいと申し出があっても、実際はいろいろなことで通過できなかったと思われる。

  ムバラク政権崩壊後はエジプト軍の軍事評議会が全権を掌握し、アメリカやイスラエルとの関係を維持するという立場をとっているが、事態はかなり変わってきたようだ。それはムバラク以後のエジプトも、チュニジア同様ムバラクは追放されたが、内閣はムバラク時代と同じ状態できていた。国民はこれへの変革を迫っている。

  内閣改造を求める若者のデモが毎日のように続いているということだ。リビア情勢に隠れてこんな報道は表に出てきていない。しかしエジプトでは静かにこんな流れが進んでいるようで、近く首相が辞任し内閣改造が進むという報道があった。こんな力関係がイランの軍艦のスエズ運河通過という事態となってきていると見ている。

  イランの封じ込めを願っていたアメリカやイスラエルに取り、これは思わしくないことだろう。スエズ運河を自分たちの勢力だけで使うということはいかがなことかと思う。世界が仲良くしていくためにはこんなブロックだけの利益のために使うということにすると争いが激化する。こんな政策は早晩やめるべきだと思っていたが、通過料をいただけるエジプトにとってもマイナスなことではないはずだ。

 

20110226

イランの2軍艦がスエズ運河経由シリア港に



 


posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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