2011年03月09日

大統領選世論調査でフランス極右が首位の23%


娘を党首としたルペン父前党首のソフト化路線成功か

 フランスでは来るべき大統領選の世論調査で、極右の党首が1位で選ばれたという。まさかフランスの極右政党が1位で選ばれるとは誰も思っていなかったということで、日本の新聞でも大き目の扱いとなっていた。立候補が予定されているサルコジ現大統領、野党第一党の社会民主党の21%を超えて、このルペン女性党首が23%で、世論調査では一番人気があったということだ。

  過去の新聞でフランス極右の党首交代の記事を見ていたが、ここ時にはルペン党首が娘に党首を継がせるという話題だった。その際今までの政策に手を入れ、もっと幅広い国民の支持が得られるように政策変更をしていくということが書かれていた。まさか極右という極端な主張を持つ人たちを、フランス国民の支持が高まると思っていなかったので驚いている。

  フランスも労働不足を補うために、いろいろな国から労働者が来ている国だということが、この国を訪れると容易に理解される。それだけにこの国で働くフランス人の中には不景気なこのごろ、移民が自分たちの職をうばうとして、これら労働移民に対する反感が高まってきている社会情勢がある。

  そんな一般人の思いとフランスの世界的な地位低下が移民やイスラム教徒排撃に結びつく。こんな流れが極右台頭の原動力となっているのだと思う。しかしこんな排撃行為は逆に世界からの孤立を招くことになると思う。他民族の文化を尊重せず自国の文化だけが一番とする考えでは、あまりにも独りよがりでしかないではないかと思う。

 

 かつて文化や芸術を愛する国民として世界から尊敬されたフランス人が選ぶ道としては、あまりにも短絡的な選択ではないかと、こんな選択に目を覆いたくなります。これが現実としたら、何だ、フランス人も普通の人たちであったのか、そんな気がしないわけでもない。

 そういえば今フランスで暮らしている移民は、確か旧植民地からの人が多いはずです。この人たちは使い捨てしてもなんともないからではないでしょうか。日本はことあるごとに過去の殖民政策をわびているが、欧米から過去の植民政策に対する反省話を聞いたことがない。私は欧米のこんな姿勢はあまり好きではない。






posted by 想念の人 at 00:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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