2011年03月24日

アラブ連盟「リビア空爆」を非難 2


反政府派の人々の中には首をかしげる人たちが

 今の米英仏の軍事行動は内戦に介入し、一方を支援する動きである。リビアでカダフィの圧制に立ちあがった人たちも、いろいろな人たちがいるはずである。過去植民政策をやってきた国に助けをしてもらうことを嫌う人たちもいる。又カダフィから石油利権を奪いたいと願う人たちもいる。こんな雑多な人たちの集まりが反政府派だと思う。

  今回のカダフィ政権軍に対する空爆は、どこかでリビア国民に対する空爆という側面を持つ。内戦の片方を助け、関係ないリビア国民が空爆に巻き込まれる事態がおきた。こんなことを想定していなかったアラブ連盟ムーサ事務局長は、20日この空爆を次のように非難している。

  「飛行禁止空域設定という目的と異なる。我々が望むのはリビア国民の保護であり、リビア国民への空爆ではない」と述べ軍事介入を非難した。今回この攻撃の加わったのは米英仏が主導的な役割を果たした。特に英仏が熱心であったのが印象的である。アラブ連盟だけでなく中ロもこの空爆は決議の範囲を超えると声を上げている。

  石油とか天然ガスがあるからこんな不明朗な攻撃が起きる。何にもないところでは虐殺や非道な人殺しが起きても黙って見過ごしてきている。それはソマリアでも明らかだが、スリランカでは昨年だったと思うが多数派のシンハリ人と少数派のタミル人が凄惨な内戦を行った。政府系のシンハリ人がインド系のタミル人を相当追い詰め、かなりのことがあったと聞いている。

  こんなときには今回人道問題だと口にする人たちは、何もないところでは何もしない。石油があだになりこんなところで住む人は攻撃にさらされる。人道も本当の人道もあるかもしれないが、今回の問題はリビアの石油利権が大いに関わっていると見るべきである。さて今後世界の流れはどんな展開をしてゆくのか、関心を持て見てゆきたい。 






posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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