2011年11月15日

野田首相がAPECでTPP参加表明をした 1


国論を纏めきれないうちに参加表明とは

 党内も纏めきれないのにハワイのAPECで、日本がTPPに参加表明をした。民主党のTPP反対派はこの野田首相のこの参加発言を聞いても、この発言は参加表明でないと思っている。帰国後あの発言の真意を尋ねたいとしているが、素人の私が考えてもあれは正式な参加表明である。

  早く入れば経済的メリットが大きいとして、世論を無視して参加しては結果的にメリットがあっても、それがいいとはいえない。これは独裁者がやるやり方で国民を無視するやり方である。いくらアメリカから矢のような催促が来ても、日本国民の合意が形成されることが先だ。まだまだ国内でやることがあったのに、正式参加を野田首相はやってしまった。

  経済の自由化はメリットもあるがデメリットもある。世界の経済交流が盛んになればお互いの関係が深まる。それだから争いなどが深刻になりにくい面ができる。そんな面では経済取引が活発になることはいいことだと思う。しかし今の日本は一見物が豊かになった国だが、生活の安定しない人が増えた。

  関税を一気になくすことでビジネスチャンスが出来る業界もあろう。しかしどうしたって太刀打ちできない業界もある。こんな問題を放置し、関税をなくす交渉をしては、雇用を増やすどころか失業者を増やすことに繋がる。今の貿易自由化はこんなことで失業しても止むも得ないという側面が強い。

  農業はそれでもどこの国でも所得保障などしているが、小さい業界などは見捨てられがちだ。今の日本の働く人のうち、大部分の人は自由貿易によって豊かな暮らしが出来ているだろうか? ますます労働力の切り売りで凌いでいる。今までの条件を変更するのには、それなりに国内制度や国民の合意が必要だと思う。






posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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