2011年03月25日

リビア攻撃の大義名分はリビア国民を守ることだが 1


本音はカダフィの抹殺や政権の崩壊が狙い

 今回のリビアに対する軍事侵攻はかなり中途半端である。カダフィ政権の独裁化に反対するデモが発端であるが、リビアの石油利権が絡む問題だけに問題が単純ではない。リビアに石油利権が有るフランスとイギリスがとりわけ軍事攻撃に熱心である。

  独裁に反対してデモを起こしていた人たちもカダフィの打倒は願うもののフランスやイギリスなど石油利権に根ざす応援には複雑な思いで関わっていると思う。反政府派の人の中には石油利権をカダフィから自分たちが奪い、新しい石油利権者が出てくる可能性が高い。

  そんな人たちはフランスやイギリスの応援が、空爆という限定的なことにむなしさを覚え、欧米の軍事侵攻はカダフィ政権の打倒でないことに不安を抱くことだろう。今回の国連決議がアラブ連盟の提案によりなされただけに、リビア人をカダフィ政権の攻撃から守ることに重点が置かれているからである。

  カダフィ政権は早速自分達の軍隊を守るために、民衆を軍隊の周りに配置させ、民衆を守るためと称する軍事攻撃を困難にさせている。この場合リビア軍を攻撃することが狙いで、傍にいる民衆を巻き添えしても攻撃するのかという問題を克服しなければならない。それだけにカダフィ政権にこんな戦術を取られたのでは軍事攻撃は困難である。

  リビア政府軍と反政府軍の力関係は歴然としているようだ。読売新聞記者長谷川由紀氏のレポートに「反政府派の装備は貧弱でその優劣は歴然。にわか志願兵が主力で、離反した軍人は極く僅か」というレポートだった。人質作戦をとり欧米の空爆の効果を薄めながら、市街戦などされたら長期戦が想定される。






posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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