2011年03月31日

リビアをめぐるロンドン外相会議


アラブ連盟の事務局長、アフリカ連合も欠席

 軍事攻撃のイメージを薄めるためアラブ連盟を巻き込んで、安保理リビア制裁決議の可決にこぎつけた。反体制派を一刻も早く軍事支援しないとが消滅しそうだった。この軍事侵攻にアラブ連盟加盟のカタールだけが参加した。このカタール関係者が反体制派と石油利権でビジネスをやる話が伝わる。(31日朝日新聞)

  「反体制側にアルカイダが混じっている」と言う証言を、NATO司令官を務めるスタブリディス米海軍大将が米上院軍事委員会で証言したと言うことだ(31日読売新聞)。カダフィがよくないとして集まる反政府派に、こんなグループがいてもおかしくはない。イスラム原理主義勢力が早晩この反政府派の実験を握るかも知れない。

  そんな事情を抱えながらカダフィと戦うのだから面倒な話だ。むしろ私欲に走るカダフィのような独裁政治をやる人のほうが取引しやすいかもしれない。それだから以前カダフィといい関係を保ち、石油利権を手に入れていたのだと思う。この際カダフィを追放すればもっと利益が得られると見たのか、反政府派に軸足を移したと言う構図が見えてくる。

  国連安保理決議はカダフィの自国民に対する空爆を阻止しようとした決議だった。この決議には武力行使も含まれるとして、反体制派の支援の軍事攻撃になっている。これは内戦の一方に加担する行為だとして、国連決議に違反する行為として世界の多くの国から批判が集まっている。

  それだけにリビアの非人道的な行為を止めさせたいと、アラブ連盟は今回の安保理制裁決議を提案した。ところがこの決議の結果内戦に介入するような空爆が行われたことに、アラブ連盟のムーサ事務局長は異議を唱え今回の会合は欠席した。

 又リビアは北アフリカの国だけにアフリカ連合にこの外相会議への参加を呼びかけていたが、アフリカ連合は会合に出席しなかったと言う。中国、ロシア、インド、中国のブリックス諸国、ドイツが棄権した中この安保理の決議は成立、軍事攻撃となった。こんな経過を見ていると到底国際的な同意を得られているとはいえないロンドン会議だったようだ。






posted by 想念の人 at 16:40| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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