2011年05月04日

パレスチナのファタ派とハマスなど13派で和解成立


イスラエルをめぐってようやく団結の兆しが

 このパレスチナの13派の和解成立はかなり大きな意味を持つ出来事である。欧米がイスラエルを支援し、パレスチナの分裂を定着して来た現状から、ようやく脱することが出来るからである。欧米のいうやり方をすれば経済援助をもらえ、これに従わないものは過激派とかテロ勢力と言う烙印を押してきた。

  こんな流れは中東の民主化要求の流れと無関係ではないと思う。パレスチナ人がイスラエルの占領により、どんな苦しみを味わっているのかと言うことが計り知れないほど大きい。けれど欧米に意向に従わなければハマスのように攻撃の対象となり、経済的にも苦しむことになる。

  ハマスが優勢なガザはイスラエルにより経済封鎖、ことあるごとに軍事攻撃を受ける。ファタ派が支配するヨルダン川西岸地区はイスラエルの入植活動が盛んに行われ、この地区はイスラエルの土地として併合が進んでいる。こんな不合理な事態がありながらも、パレスチナ人同士の内部が纏まっていなかった。

  今回エジプトのカイロで5月4日、パレスチナ13派が一同に会して和解にこぎつけたと言う。この合意が今後も継続されるかは、そんな保証はない。しかし今度の和解の根底には、欧米の意向に従がわず、経済封鎖や軍事攻撃にもひるまずに思いを通したガザ民衆の力が、これを成し遂げたのではないかと思う。

  それだけに欧米の意向に従って経済的にも安定化しながらいくヨルダン川西岸地区の人々も、このままではイスラエル領土となってしまうという危機感が生じたのではないかと思う。日本のマスコミはこんな話は殆んど問題にしないが、パレスチナ問題は中東の核心問題だけに、この問題に私は注視する。






posted by 想念の人 at 08:31| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Posted by Kobori Hojo at 2012年11月01日 17:04
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