2011年11月16日

野田首相がAPECでTPP参加表明をした 2


得するのは企業、まじめに働く人は損

海外に物を売って暮らそうという業界は、簡単に市場開放をしたがる。こんな国はまだまだ沢山あるわけではない。出来ればお互い関税がなくなれば世界が一つの市場となりうると思って、いい制度という感じがする。けれど現実は自分の業界しか働いたことがないような人たちを失業させる。

  こんな人たちを救済するために又財政出動が増える。輸出企業は儲けたってこんなダメになる企業が出たって救済の手などださない。法人税など下げて消費税を上げろと、庶民に付けを回す。もし企業に新しい負担を強いて儲けたものから取るといえば、税金が安い海外に出るという手を使う。

  TPPで潤うのはこの逃げられる企業で、額に汗して働く人々には新しい厳しい競争が来る。生活の楽な海外に住むという選択は出来ない。一見すると自由貿易制度はとてもいい制度に映る。だが得をするのは庶民ではない。こんな現実を改善し、本当に庶民が楽になることだったら、我々もみな賛成する。

  今までやってきた貿易自由化による恩恵は、企業だけが受けてきている。円高になれば採算が取れないとして、政府が為替介入をしてくれる。他の国に逃げないために法人税もだんだんと下げてくれる。一方働く立場の人は終身雇用制度も崩壊し、多くの人が派遣労働というような、労働条件を下げた働き方をせざるを得なくなっている。

  それでもまだ物を作って売るという、そんな貿易を生業とする暮らし方ならまだましだ。金融資本主義は、額に汗して生きる価値を吹っ飛ばした。多くの人がこんな行き方を軽蔑し、まじめに働く人がバカに見える風潮を作り出した。こんな風潮がいろいろな面でおかしな社会を作り出す元凶となる。






posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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