2011年11月18日

野田首相がAPECでTPP参加表明をした 4


ASEANの会議も始まる

 アメリカ主導のTPPに対抗してではないが、アジアの成長点の国々が集う会合がASEANの会合として開かれている。この会合にはインドネシアと言うTPPに参加しない大きな国が存在する。同じアジアの近隣の国として中国やインドなどのTPPに参加しない大国も参加する。

  世界を一気に無関税で貿易しようと言う試みはこんなことから見てみると、発展途上国にはなかなか受け入れないのではないかと見る。国内産業を育てるまでは関税障壁でも作らなければ無理があるときは、多くの国がこんな手段をとることになるだろう。今ASEANでは緩やかなこんな貿易が行われている。

  各国は色々な事情を抱えながらも、ASEANは自由貿易協定を結んでいる。出来れば関税を低くするために交渉を重ね、域内の取引はかなり伸びていると言うことだ。タイはその立地の妙を上手く使い分け自由貿易協定を生かして経済活動をしている。日本企業はそんな利点を求めてタイで生産しているということだ。

  一気に無関税と言うのは無理が掛かる。緩やかな段階的な関税障壁をなくしていこうという取り組みの一つだと思う。その点TPPは多くの国民、国家の納得を得られると言うわけにはいかない。その上このTPPは冷戦時代を思わせる安保構想が底流にある。日本は日米同盟の観点から、ベトナムは南シナ海の島礁問題が絡む。

  いつまでも世界が経済問題だけでなく、軍事問題が絡んでいいのだろうか。色々問題があっても商売だけは体制の壁、政治の壁を乗り越えようと言うのが大きな筋だ。アメリカの戦略はオーストラリアに海兵隊を初駐留させると言う。そんな意味でこのTPPは最新の無関税という装いをもちながらも、軍事面をにおわす古い体質が伺える。






posted by 想念の人 at 12:15| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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