2012年03月27日

朝日新聞が報じたソマリアの事情


アフリカ連合軍が関与して首都は暫定政府側に

 このソマリア問題は人道問題を取り上げる欧米でも、これは見てみぬふりをする。自分達の利権に絡むところは色々と騒ぎ立てるが、何ら経済的なメリットがないソマリアは関与しないのだ。しかし欧米が直接関与しなくても周辺国を通じ関与している。いかにも中途半端だ。

  こんな中途半端な関与がいいのか、そこが問われる。力の支配だけなら、それはそれで安定する場合がある。実質支配力がないのに欧米、国連、AUなどが力のない暫定政権を支援し、中途半端な支援をするから内戦が長期化しているともいえる。独裁政権が良くないといわれるが、世界には独裁国家は沢山ある。

    この問題の底流にアメリカがイスラム過激派勢力と闘うという姿勢が横たわる。イラク・アフガンからの撤退を掲げるがイスラム過激派との戦いまでの路線に変更がない。これら2国からの撤退をするなら、イスラム過激派との戦いも止めるとしたら、世界はもっと穏便な方向に向かうのではないかと思うが。

    しかしアメリカはこれら2国での戦争に勝利して撤退するのではなく、これ以上戦争を継続できなくなっての撤退である。それでは今後どうなるのか、イラクではシーア派住民がイランと親交を結び、アフガンではタリバンが実権を握る時代が来る様な気がしている。

  朝日新聞の取材記事を読んでも、この先どちらか一方の勢力が天下を取るような感じでもない。ひどい目に合うのは庶民だ。世界が安定して平和で暮らしていくのに、今までの物差しでいいのか、そんなことが問われている気がする。ソマリアは他国が入らない方が、かえって一つの安定を得られる気がする。






posted by 想念の人 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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