アメリカよ、まともな国になってネ
悪者で通っていたフセインを利用したのは何処のどなたでしたか。イランイラク戦争の10年の戦いでは、イランを困らせようとアメリカや西欧はイラクにテコ入れしました。フセインを助け援助しイランの敗北を願ったのです。なぜイランを困らせようとしたのか。イランのパーレビー国王の権力が倒され、石油利権がなくなることを恐れて、イラクのフセインに力を貸しイランと戦争をさせたのです。イラク侵攻も石油をめぐった戦争という話がありました。
またソ連との冷戦ではアフガニスタンのムジャヒディン(聖戦士)を後から応援しソ連と戦わせたのです。そのときのムジャヒディンであったアルカイダのビンラディンと蜜月であったのはアメリカです。このときのアメリカ側担当者は前国防長官のラムズヘルドだったということです。フセインもビンラディンもアメリカ側の都合で利用し縁切りをしたのです。
こんなご都合主義の政策をやる国では恨まれます。イラク侵攻にはいろいろな理由付けをされています。この理由付けの何れもが証明されずに終わりました。究極の理由は「危ない国だから、オレは攻めるよ」というのです。こんな乱暴な理由で攻められ、関係のない国民が犠牲になれば恨むが人が出てきます。
イラクに先制攻撃を加え、自分たちの国が安泰になったから、イラク進攻は成功だったという論理を展開しているブッシュ大統領です。こんな自国だけの安全のためには何をしてもいいと考えるのはひどいことです。もういうことはありません。こんな国にはあらゆる手段で立ち向かってくる勢力があっても不思議ではありません。テロはいけないというご本人がテロを誘発しているのではないでしょうか。
立派な国はこんな力の論理を振りかざしません。アメリカには早くまともな国になって欲しいと思います。ひどい痛手からしか学べないことでしょうか。ベトナム戦争から学んだのではないでしょうか。まだ学び足りなかったのでしょうか。アメリカの不幸というより人類の不幸です。早く立ち直ってほしいものです。それとも更正不可能でしょうか。頭の痛い国際状況です。

